「生きてるだけで丸儲け」なんですけど、やっぱどうせ生きるなら充実感とか幸福感を抱いて生活していたい。
だけど、ずっと前向き上向きテンションで過ごし続けるのは難しいことです。
体調や気候や環境で、絶好調だったメンタルが一気に落ちてしまうことも珍しいことではありません。
なんだかやる気が起きないけど、何もしないとますますウツウツしてきそう。
周りを見回すとやった方が良さそうな事は色々とあるんだけど、どれも面倒で仕方ない。
毎日ダルいし眠いし体が重いし、上向きになるきっかけが見出せない。
「何か楽しいこと起こらないかな」と他力本願全開なことを考えてしまう。
そんなあなたは、今ちょっとした行き詰り期(停滞期)に足を踏み入れています。
でも安心してください。
アラフォーにもなると、スパンや程度の差はあれ、ほとんどの人が経験することです。
大切なのは、”行き詰まりを感じないようにする事” ではなく、“行き詰まった時に解消する術をいくつか持つ事" です。
“行き詰まり期だからこそ出来ること” を見つけて、メンタルのバランスとご機嫌を取っていきましょう。
★ 試してみたいこと
① 部屋の模様替え
片付けとか断捨離は、始めるにも結構気力が要りますし、途中でイヤになる可能性があるので無理はしないようにしましょう。
数日で投げ出して、手をつけた所がもっと醜くなったりすると目も当てられません。
なので、模様替えくらいにしておきましょう。
具体的にどんな部屋にしたいかを想像して紙に書く。
平面図でもいいし、箇条書きでも良いので、ぼんやりとしたイメージを書き出してみましょう。
イメージが湧いてきたら、理想の部屋のファブリックや家具を探します。
インスタやショッピングサイト、写真集などで自分のお気に入りの風景を見つけ、
それをデジタルアルバムにまとめながら具体的にイメージを高めていきます。
理想と現実に折り合いを付けながら、部屋の印象がある程度固まってきたら、日時を決めて思い切って模様替えを決行します。
部屋全部をごっそり変える必要はありません。
一箇所だけ、家具の向き変えるだけ、でいいので実際に動かしてみることが大切です。
「思ってたんと違う…。」と思えばあっさり元に戻せば良いのです。
その配置がベストだったということが分かっただけでも収穫アリです。
ちょっと変えてみて、「いいじゃん」と思えると、だんだんテンションが上がってくると思います。
何度も模様替えをしていくうちに、結局今の部屋のセッティングがベスト!と判明し、そうすると部屋が愛おしくなり、家で過ごす時間が楽しくなるという副反応が得られるかもしれません。
気が乗らないと面倒くさいですが、ハマるとかなり没頭できます。
まずは歯を磨きながら、風呂に浸かりながら、ぼんやりイメージするとこから始めてみましょう。
② 自分のメンテ
気持ちが自分に向きすぎるので、ほんとに凹んでいる時は避けた方がベターです。
「こんなに醜いし結局何をやっても…」みたいなゾーンに入ってしまうと完全に沼です。
少しでも前向きな気持ちや、何くそ根性が残ってるならやってみる価値があります。
自分に対する自信を失いかけていることが行き詰まりの原因であった場合は、スキンケア、ボディケア、ヘアケア、ネイルケアなどのメンテナンスを行うと、一気に浮上してくることがあります。
何から始めて良いか分からない、リサーチするのさえ面倒、自分の容姿に向き合う気力がないという場合は、さっくりと他人に委ねましょう。
マッサージやエステで体をゆるめるとか、美容院で入念にトリートメントしてもらうとか、ネイルサロンで手先足先を美しく飾ってもらうとか、まゆサロンに行ってちょっと眉毛の形を変えてみるとか、ちょっとしたことでもそこから気持ちが明るくなって視界が開けることがあります。
他人とコミュニケーション取るのも面倒!って時は、入浴剤を奮発してみるのは如何でしょう。
あとは、いい香りのするアロマキャンドルやお香でリラックス。
こんなゴージャスな嗜好品を自宅で使ってる私ってなんか素敵♡と思えて来たらもう大丈夫です。
③ お気に入りの追求
「美しいな」「好きだな」と思えるものを追求してみましょう。
どこかで触れた風景とかデザインとか写真とか絵画とか音楽とか文章とか、「なんか良いな。」と思ったら、とりあえずそれについて調べてみましょう。
Twitterでもインスタでも、ネット上にはありとあらゆる情報が溢れていますので、多分すぐに、その “ちょっと気になる” 世界について何か知ることができるでしょう。
少し探ってみて「面白いな」と心が動いたら、そのまま魅力を深堀りしていきましょう。
それは、その時自分が潜在的に必要としてるものかもしれないし、満たされてない部分だったりするかもしれません。
40年くらい生きていると、なんとなく、自分が欲しているものを見抜く”直観力” が備わってくるような気がします。
琴線に触れたモノに近づいて行く事で、結果、新しい世界を知り、新しい自分にも出会えるはずです。
そこからさらに興味の対象が広がったり、やりたいことが見つかるなど、意欲が高まることもあります。
停滞している時だからこそ、ほんの少しでも気持ちが動かされたモノを見逃さないようにしましょう。
まとめ
行き詰まりを感じている時は、普段の生活や人間関係さえ煩わしいと感じてしまいます。
そういう時は、日々の生活は自分が追い詰められない程度に必要最小限にこなし、自分の周囲半径3メートルくらいのことに集中してみましょう。
そこからヒントを得て視野が広がったり、少し動いてみる事で一気にエンジンがかかるかもしれません。
そして、何と言っても、やはり心身の回復に一番効果的なのは睡眠だと思いますので、まずは心地よい睡眠環境を作って、ぐっすり寝てみましょう。