堀江貴文さんの『ハッタリの流儀』を読みました。
既に読んだ事があるという人も多い著作ではないかと思うので、中身については、簡潔に記載されている書籍の「内容紹介」を引用させていただきます。
突き抜けるために必要なのは「実力」よりも「ハッタリ」だ。
SNS時代には無謀な挑戦を掲げること自体が最大の価値になる。
到底、手に負えないことを「できる」とカマす者だけが最速でチャンスをつかむ!
いまできないことを、できるとカマす勇気を持て! (で、裏で強引に辻褄を合わせる)
※紀伊国屋書店 WEB STORE 紹介ページより
「こんな不安定な時代だし、無謀な挑戦をして楽しく行きていこうぜ」とホリエモンこと堀江貴文さんが自身の経験を語り、具体的にどんな風に動けば良いのかを指南してくださっている本です。(という風に、私は理解しました。)
その中で、私が一番印象的だったのが、堀江さんが「1年に1回は自分が嫌なことをやるようにしている」という事です。
気が乗らない、苦手だと思うことを敢えてする事で、新しい自分に出会え、新しい発想が生まれる。
私は堀江さん程毎日パワフルに動けていませんし、出会える景色や人もとても限られていますが、それでもやはり日常とちょっと違うことに挑戦すると新しい発見があります。自分が抱く感情に新鮮味を覚えたりします。
堀江さんの場合は、能動的にわざわざ “嫌なこと” に飛び込むことで、積極的に新しい発想を生み出しているという訳です。
それを読んで、私は思いました。
「心のピーリングやん!」と。
確かに、肌と同じように心にもピーリングが必要かもしれません。
私たちの心も、年齢を重ねるとどんどん代謝が落ちていく気がします。
心をバリアしている古い角質やくすみ、黒ずみを取り除けば、新しいことをグングン吸収できる状態になる。
不要な思い込みや蓄積された偏見を剥ぎ取り、未知のことに興味を持って対峙できると、私たちの生活もより刺激的で潤いが増すと思います。
ハッタリは、「できる」と言い切って辻褄を合わせる「覚悟」
それが積み重なって「信用」になる
面倒くさいと思うことも、たまには重い腰を上げて取り組んでみると、「できます!」とまでは言い切れなくても、「できるかも?」くらいは思えそうです。
アラフォーにもなると肌も心も停滞しがちですから、時にはちょっと荒療治で新陳代謝を促してあげるといいのかもしれません。