美容の道に終わり無し。クチコミ座談会12回目は歯のホワイトニング体験談。
スキンケアに手を出すと、すぐにその真理に気づくわけですが、40を越えるとスキンケア・ボディケア・ヘアケア、とケアしなければならない部分は増えるばかりで、”歯” もそのうちの一つです。
お肌の美白に励みながら、ふと口元に目をやると、「なんか歯が黄ばんでる…」となるのは正規ルートです。
有名人の歯を見て「白いな…」と思った時、誰かの歯を目にして「くすんでるな…」と思った時、ホワイトニングが頭をかすめたことはないでしょうか。
結論として、歯は白い方が清潔感があって好ましい印象になりますので、ホワイトニングを検討している方は思い立ったが吉日で、さっさとやってしまうことをお勧めします。
ただし、”削って被せて” みたいな異常な白さではなく、あくまでも自然な白さ・黄ばみのない歯が、オトナ女子が目指すゴールではないかと思います。
お手軽なホワイトニング
これまでに私が手を出してきた、市販のホワイトニング商品をご紹介します。
ホワイトニング用の歯磨き粉です。
ハクサンシコー
20代の頃、同僚から教えてもらったハクサンシコー。
コーヒーやワインのちょっとした着色はこれで綺麗になります。
粉で磨くというなんとも新鮮な体験です。
安いしロングセラーだし、愛用者も多い。
長年の全体的な黄ばみの改善は難しいですが、表面的な着色には効果的です。
シュミテクトやさしくホワイトニングEX
ホワイトニングを謳っている日本製の歯磨き粉も色々使ってみましたが、
私の中で一番優秀なのはこちら。
口腔内もスッキリするし、ちょっとホワイトニングを意識しながら歯磨きしたい、というくらいであればこちらはオススメです。
海外製歯磨き粉
やっぱりアメリカ製の歯磨き粉でしょう。
日本では使えない分量のホワイトニング成分が含有されているため、
効果は抜群に高いです。
私はハワイに行った時などにたくさん買ってきていましたが、ネットでもそこまで高くないかな、という印象です。
コスパ良いです。
まずは歯磨き粉でホワイトニングしてみよう、という方は、迷わず海外製を使ってみてください。
何種類か試しましたが、個人的に手応えがあったのはこの二つ
Crest 3D White とColgate OPTIC WHITE.
|
本格的なホワイトニング
本格的なホワイトニングの施術には、大きく2つの種類があります。
まず、歯医者・デンタルクリニックで歯科医に行なってもらう「オフィスホワイトニング」と、自宅で自分で行う「ホームホワイトニング」です。
またクリニックによっては、オフィスとホームを両方組み合わせて行う(デュアルホワイトニング)場合もあります。
オフィスホワイト二ング
歯科医師と歯科衛生士がクリニックで行うホワイト二ングです。
薬剤を塗布し、光を照射することでその薬剤の漂白効果を高める方法です。
1回の所要時間は60分程度というところが多いようです。
複数回行うことで徐々に白さが増してきます。
ホームクリーニングより即効性がありますが、その分白さが持続する期間は短めです。
費用は保険適用外の自費診療となり、範囲や回数などでも変わってきますが、1.5万円~くらいが相場のようです。
ホームホワイトニング
自分の歯型に合わせたマウスピース(マウストレー)を作り、薬剤を持ち帰り自宅で自分で行うホワイト二ングです。
素人が取り扱う薬剤であるため、漂白濃度は薄めのものもありますが、毎日継続的に行うことができるので、時間をかけてじっくりと歯を白くしていくことができます。
そのため、即効性のあるオフィスホワイトニングより、持続期間が長いと言われています。
1回1-2時間程度、自宅でマウスピースを装着します。
費用は、マウスピースの作成に1.5-2万円程度かかることが多いようで、それに薬剤費が必要となります。こちらも保険適用外です。
デュアルホワイトニング
オフィスの即効性と、ホームの持続性、メリット同士の掛け合わせの最強ホワイト二ングです。
そのため、通院期間もオフィスより長めとなり、費用はそれぞれの加算となるため単体よりは当然高額になります。
きっちりとホワイトニングしておきたい、という方はダブルで行うのが良いでしょう。
ホワイトニング体験談
私は、上顎と下顎、それぞれ違った方法でホワイトニングしてみました。
以前、別の治療の際に上顎のマウスピースだけ作っていたことがあったので、
それを利用して上顎はホームホワイト二ングを行いました。
ホームホワイト二ング
薬剤だけ別で購入し(5,000円くらい)、マウスピースに塗布して装着というのを続けましたが(毎日はできず、1-2日に1回)、1週間で白さを実感するようになりました。
その間、歯磨き粉はホワイトニング専用の市販のものを使用。
2週間程でホワイトニングしていない下顎の歯との色味の差は歴然としてきました。
ホームホワイトニングは、自分のタイミングでできることが何よりのメリットですが、
それが逆に面倒臭いというデメリットでもあります。
「忘れてた」とか「今日はいいか」みたいなことが起こりがちです。
薬剤も一度開封したら一気に使っておきたいところですので、まずは2週間継続して頑張りたいところです。
オフィスホワイトニング
私は、下顎のみオフィスホワイトニングを行いました。
下の歯を合計8本行い、2回の通院で合計4回漂白剤の塗布+光照射を行ってもらいました。
1回目(つまり2回の施術)で、明らかに黄ばみが解消され、上顎との色味の差が一気に縮まりました。
2回目で上の歯の白さとの差異は結構縮まり、手軽さと金額の面を考えるとかなり満足。
費用は下顎だけで10,000円弱。
このスピード感とお手軽さ(自分は45分程度寝ているだけ・痛みも不快感も特になし)であればコスパはとても良いと感じました。
施術してくれた先生によると、1-2年は白さが継続するということでますます満足。
上顎もまた黄ばみが出てきたらオフィスホワイトニングをしようかと考えています。
使用する薬剤や、施術を行う歯の本数、通院頻度などによって費用は変わってきます。事前にお目当のクリニックのサイトでチェックしたり電話で確認するなどされると良いでしょう。
私がホワイトニングを行った歯科医院では使用する薬剤名も開示していました。
カウンセリングの際に説明があるかもしれませんが、気になる方はお尋ねしてみることをお勧めします。
また、私が施術を行ったクリニックでは、オフィスホワイトニングでは日本製の薬剤を使用するため、アメリカ製の薬剤で行うホームホワイトニングよりは白さが緩やかになる、との説明も受けました。
ホワイトニングの結果
BEFORE・途中経過・AFTERで比較。
カラースケールで上顎は10-11くらいから6-7までトーンアップ。
下顎は12-13から10-11までトーンアップしました。
この間3週間程度です。
上顎はホームホワイト二ングのみ、Opalescence 20%を1本使い切りました。
下顎はオフィスホワイトニングのみ、2回受診の計4回薬剤塗布+照射です。
まとめ
上顎をホームホワイトニング、下顎をオフィスホワイトニングしてみましたが、どちらの方法でも効果はしっかりと感じることができました。
それぞれにメリットデメリットがあり、自分のライフスタイルや性格、求めるポイント(即効性か持続性か、など)によって、どちらを選択するかは変わってきそうです。
時間と費用に余裕がある場合は、ホームとオフィスの合わせ技でじっくりしっかりホワイトニングを行うと最強だと思います。
逐一歯科医師にカウンセリングしてもらえますし。
まだ黄ばみがそこまでではないけどちょっと気になる、という方は、まずは外国製の歯磨き粉を試してみるのでも良いかもしれません。
私はクリニックでのホワイトニングをする前はアメリカ製の歯磨き粉を2種類使いましたが、半年ほどでかなり白さを実感できました。
ハクサンシコーも侮れません(笑。
何れにしても、歯が白くなると、確実にテンションと幸福度が上がります。
迷っている方は、自己投資だと思ってぜひクリニックを訪れてみてください。
尚、薬剤の使用を誤ると歯や歯茎、唇などに痛みを生じたり、歯の漂白にムラができることもありますので、まずは専門家に相談してから始めるのが安全です。
通いやすい施設を見つけて、美しい白い歯を手に入れましょう!