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迷子のアラフォー部屋

免疫抑制剤を使用している基礎疾患のある40代女性の新型コロナワクチン接種について。 自己免疫疾患、膠原病、関節リウマチ患者の副反応は?

全国的に高齢者への新型コロナワクチンの接種が始まりました。

厚生労働省が示している現時点での接種順位によると、高齢者へワクチンが行き渡れば、その次に「基礎疾患を有する人」への接種が予定されています。

 

基礎疾患、持病をお持ちの方は、新型コロナへの感染を予防するため早くワクチンを接種したいという思いと、ワクチンの副反応が怖いという気持ちとどちらもお持ちではないかと思います。

実際私がそうでした。

 

私は医療従事者であるため、一足先にワクチンを接種させていただいたのですが、10年以上自己免疫疾患を患い現在も薬を常用しているため、特に副反応が多く現れると言われている2回目のワクチン接種にあたり、不安な気持ちを強く抱いていました。

幸い、無事2度の接種を終え、今は体内で抗体が作られていることを祈りながら引き続き感染予防対策に努めているところですが、同じように、基礎疾患をお持ちの方で心配や不安を抱いている方がいらっしゃるのではないかと思い、私の体験をまとめることにしました。

 

年齢や性別、基礎疾患の内容、状態などによって副反応等は全く変わってくるでしょうし、何の役にも立たないかもしれませんが、一人の持病持ち人間の体験談として、何か参考になることがあれば嬉しく思います。

私のカルテ

40代女性、自己免疫疾患である関節リウマチを患っており、免疫抑制剤を服用しています。

厚生労働省による ”基礎疾患を有する者の範囲”(2021318日時点) の、「8. ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている」に当てはまります。

 

病歴は12年程になります。

現在までに使用してきた主な薬剤は、抗リウマチ薬・生物学的製剤・ステロイド・非ステロイド性消炎鎮痛薬です。

現在の毎週の常用薬は、抗リウマチ薬(メトトレキサート)と葉酸骨粗鬆症予防のビタミンDです。

医師に相談し、病状を見ながら数年かけて薬剤の減量を進め、ここ3年ほどは抗リウマチ薬でコントロールをしていますが、炎症反応が酷い時などは、ステロイド5mg程度)や鎮痛剤を頓服的に使用したり、生物学的製剤を短期間使用したりしています。

生物学的製剤は、以前はエンブレル、現在はヒュミラを使用しています。

かかりつけ医に新型コロナワクチンの接種について相談したところ、接種に関しては問題ないとのことだったため、ワクチンを受けることにしました。

 

自分でも最新の情報を常にチェックし、自己免疫疾患の患者の接種に関して新しい報告が出ていないかなど調べました。

ワクチンの有効性に関しては、様々な意見がありましたが(現在も出回っていますが)、いくつかの情報を比較し、自分が納得できそうだと思うものを根拠とし、自らの意思でワクチンの接種を選択しました。

接種を検討されている方は、最後は自分自身の判断と責任の下での選択になると思いますので、心配なことはかかりつけの医師に尋ねたり、厚生労働省などのサイトで確認するなどして、納得した上でどちらにするか決定されると良いのではないでしょうか。

 

1回目の接種

【コミナティ筋注(ファイザー社製)】

1回目の接種前、持病の状態はあまり安定していませんでした。

特にその2週間ほど前から関節痛が酷く、たまにステロイドと鎮痛剤を飲むこともありました。

接種の日の体調はまずまず。

注射の痛みにも緊張を感じましたが、接種自体は拍子抜けするほど一瞬で終了しました。

注射を打ってくださる方の技術や、相性などもあるのかもしれませんが、「筋肉注射」という響きに恐怖を抱いていましたが、インフルエンザなどの皮下注射と同じような感覚でした。

この辺りの痛みや感覚は個人差があるかもしれません。

 

また関節痛を抱えている方は、痛みのある部位に直接ステロイドなどを打つこともあるかもしれません。

私も時々かかりつけ医でケナコルト注を打ってもらうことがありますが、その関節内注射の痛みに比べたら、筋肉注射なんて本当に全く痛くないと言っても過言ではありません。

私にとっては、いつも冷や汗が出る関節内注射の方が10倍くらい痛い印象でした。

 

1回目の副反応

接種後15分ほどはアナフィラキシー等の重いアレルギーの発症に備え接種会場で経過観察をしましたが、幸い反応はありませんでした。

その後しばらくして、常々痛みのある関節の動きが少々悪くなったような気がしましたが、それが副反応であるかどうかは不明です。

接種後8時間くらいしてから、接種した部分が局所的に痛みを帯びてきました。

そして徐々に全身倦怠感が出てきました。

体が熱っぽくなり、怠さが強くなってきたため、カロナールを飲んで寝ました。

 

翌朝は、発熱も無く、持病の状態も前日までと比較してさほど変わったことはありませんでした。

接種した側の腕は筋肉痛のような痛みがあり、接種部位は少し触れても痛みを感じる程でした。

この日は朝カロナールを飲んで出勤しましたが、午後からは特に薬の服用も必要なく、その後は数日で徐々に腕の痛みも薄らいできました。

 

2回目の接種

【コミナティ筋注(ファイザー社製)】

2回目接種の前の週にかなり関節リウマチの状態が悪化したため、かかりつけ医を受診し、接種の3日前にステロイド、鎮痛剤、そして生物学的製剤を頓服的に使用しました。

2回目の副反応については、先に接種を済ませた同僚などが、高熱や全身の強い倦怠感で辛そうにしていたのを見ていたため、持病を持っている自分はどんな酷い副反応に見舞われるのかと数日前からかなり不安になっていました。

当日の基礎疾患の状態(特に関節の痛み)に関しては、1回目同様まずまず。

筋肉注射の痛みに関しても、1回目と同じく「痛くて辛い」というようなことはありませんでした。

 

2回目の副反応

1回目同様、アナフィラキシーなどのアレルギー反応はありませんでした。

前回と同じように接種後の関節の痛みの増強をうっすら感じましたが、これは今回も気のせいレベルかもしれませんし、ワクチンとの相関性は全く不明です。

かなり警戒していましたが、2回目は夜になっても1回目のような倦怠感や発熱症状は現れませんでした。

カロナールも服用することなく就寝。

夜中寝ている最中に全身に痛みを感じ発熱した、というような副反応体験談も耳にしていたのですが、幸い朝まで異常はありませんでした。

 

朝目覚めた時、熱を測ると37.1度でした。

なんとなく後頭部全体に重たさを感じる程度の頭痛のようなものを感じましたが、起床して朝の支度をしているうちにどちらも収まり、出勤するタイミングでは熱も36.5度まで下がっていました。

関節の痛みもあることから、予防的にカロナールを服用しましたが、その後は薬は必要としませんでした。

 

24時間異常経過してから悪寒発熱が生じたという話も聞きましたので、引き続き警戒を続けていましたが、結局私の場合は2回目に関しては、ほぼ副反応と呼ばれるものは何も起きませんでした。

接種部位の痛みに関しても、強く抑えると軽い痛みはありましたが、前回ほどの筋肉痛のような痛みは出ませんでした。

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まとめ

免疫抑制剤を常用している基礎疾患のある40代女性のコロナワクチン接種について。

コミナティ筋注(ファイザー社製)を3週間間隔で2回接種しましたが、2回とも大きな副反応は現れませんでした。

多くの人に強い副反応が見られるとされている2回目に関しては、1回目と比較し、むしろ副反応はほぼ出なかったと言えるような状況でした。

 

以下は、完全に素人個人の見解ですので、いち個人の単なる呟き程度に捉えていただけると幸いです。

 

私は、基礎疾患を持ち免疫抑制剤などの薬を服用している自分は、持病を持たない健康な人よりもコロナワクチンに対する副反応が強く出るのではないかと懸念していましたが、実際はそうではありませんでした。

色々考えてみましたが、一つ考えられるのは、免疫抑制剤を使用していることで、ワクチンに対する反応が十分でないのではないかということです。

また、それ故に副反応もほとんど出なかったのかもしれないな、と。

 

調べていたところ、日本リウマチ財団のサイトにも、関連するような記載がありました。

【リウマチ情報センター】

www.rheuma-net.or.jp

 

個人的にこのことについて相談した医師(リウマチ専門医ではない)は、特定の薬に関して抗体が出来づらいという報告は見たが、しかし、まだはっきりとしたことは不明であるため、受けてみるしかないところはある、とおっしゃっていました。

 

本当にその通りで、先行して接種を行なっているアメリカやヨーロッパの基礎疾患のある人のコロナウイルスワクチンの副反応および抗体の有無については、まだまだ情報が多くありません。

私たちが広くそれらの情報を目にするのはかなり先のことになるでしょう。

 

副反応の強弱と抗体生成の有無に関連性はなさそうだ、という別の医師(リウマチ専門医ではない)の話も耳にしましたが、コロナワクチンによって私に抗体が出来ているかどうかも、抗体検査などをしない限り分かりません。

ですので、今は、各々がワクチンのメリットデメリットについて可能な範囲で情報を集め、また、基礎疾患のある人は、かかりつけの医師にも相談し、それらを元に接種すべきか否か判断するしかないと思います。

 

私個人は、諸々の情報と、新型コロナウイルスに対する治療薬がない今、パンデミックを抑えるためにはワクチン接種が有効であると判断したため接種を選択しました。

 

繰り返しになりますが、この記事は、基礎疾患持ちのいち個人の体験および見解によって書かれています。

私の基礎疾患は関節リウマチで、呼吸器や心臓病等の厚生労働省が基礎疾患の範囲として掲げているその他の疾患についての副反応については何も分かりません。

また、例え似たような病歴や症状、治療法であったとしても、副反応が同じようになるという保証は全くないということをご理解の上、参考程度にお読みください。

 

ワクチンの接種に関しては、最後は自己判断、自己責任となりますが、何か気になっていたことで参考にできる内容があれば幸いです。

不安や心配な気持ちも大きいと思いますが、ご自身にとって最良の選択ができることをお祈りしています。

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